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【保存版】HSPは恋愛できない!?HSPの恋愛傾向と相性まで

HSPとは、「生まれもった繊細に感じ取る気質」のことで、5人に1人はいると言われていて決して特別なことではありません。

生活する上で光や音、匂いなどあらゆることに感じる力が強く、言語外の情報が多いことが特徴的です。

「相手のことを感じすぎるが故に言いたいことを言えない」などのデメリットな面もありますが、「感受性が強いため芸術センスにずば抜けている」、「些細なことにも共感できるため、人から好かれる」と言ったメリットもあります。

HSPさんは仕事と恋愛が特に負担に感じやすいと言われています。

人との付き合いの中でたくさんの刺激を受けてしまうため、非HSPさんに比べて情報量が多く、ストレス過多となりやすいのです。

そんなHSPさんが負担に感じやすいと言われている恋愛について、恋愛傾向や恋愛あるあるネタ、HSP男性の恋愛傾向、HSPさんの相性の良い人まで深堀りして書いていきます。

HSPは恋愛できない?恋愛が苦手?

相手にとって”特別な存在になりたい”、”唯一無二な存在になりたい”と願うのが恋愛です。

そのため、相手との気持ちのバランスが大切になってきますし、相手の気持ちや感情を汲み取る力が必要になります。HSPさんは恋愛をしている間は常にその力を発揮させていることになります。

デート1つをとってみても、「今日の服装は好みじゃなかったか?」「払ってくれると言ったけど、どこまで甘えていいのか?」など、相手への気遣いや感じることでいっぱいになっています。

それに加えて関係が深くなったり、付き合いが長くなったりしてくると、相手の感情の深さや複雑さの刺激も受けます。

恋愛相手以外の音や光、他の人の気配などの情報もたくさんキャッチしてしまうので、非HSPさんと比べると格段に疲れを感じてしまうのです。

だからと言って、HSPさんが恋愛ができないわけでは決してありませんが、”恋愛をすると疲れる”、”恋愛が苦手”と感じてしまう方もいるかもしれません。

疲れる!?HSPの恋愛傾向は?(恋愛で依存してしまう理由は?)

何事も敏感に察知してしまうHSPさんは、恋人と自分との気持ちの区別がつかなくなり疲れる人もいます。

恋人が苛立ちを感じていることなのに、なぜか自分も苛立ちを感じるようになってきたり、恋人が喜んでいることをまるで自分のことのように喜べたりする。

相手の気持ちを理解できるのは良いことなのですが、感情の波に飲み込まれ過ぎて疲れてしまうということもあるでしょう。

また、心理学上、「神経が昂っていると、恋に落ちやすい」と言われているのですが、HSPさんは感性が豊か過ぎるがゆえに日常的に神経が昂っていると言えますし、急に昂りもします。

このことからもわかる通り、日常的に「激しい恋に陥りやすい」状態でもあります。

ある日突然人を好きになったり、急に告白したりと傍目からびっくりするタイミングで動いてしまう経験をしたことがある人もいるかもしれません。

毎日が激しい恋に陥ってもおかしくないぐらいに常に神経を張り巡らし、感情が昂った状態にあるHSPさんが恋愛をすれば、疲れたと感じるの仕方のないことかもしれません。

恋愛においても疲れを感じることが多いHSPさんは、恋愛に依存してしまう傾向があります。

恋愛依存とは、付き合っている相手にだけではなく、「付き合う」という行為そのものに対して執着し、依存することを言います。

たとえば、「1日でも連絡がとれないと不安」「彼(彼女)無しでは生きていけない」「彼(彼女)と一緒にいられるなら、他には何もいらない」など、全てにおいて恋愛を優先してしまう状態のことです。

HSPさんが、恋愛に依存する傾向があると言われる理由には、他人の言動に心が影響を受けやすいという独特の特徴をもっているためです。

相手の気持ちに影響されやすかったり、相手の感情を自分のものとして混同してしまったりと、持ち前の気質が災いして恋愛依存という形で現れてしまいます。

他人の気持ちに反応しやすい心は恋愛にも反応しやすいのです。

恋人を思うがゆえに仕事中や他の人と過ごしている時にまで、集中できず何も考えられないほどに夢中になってしまう。

こんな風に依存してしまうのは少々危険です。友達との約束をドタキャンしてでも平気でデートに行ったり、別れを恐れるあまりに、時間も金銭面もなんでも相手の望むことを聞いてしまうようにもなってしまうからです。

大切な相手と一緒にいて幸せいっぱいなはずなのに、嫉妬や不安が常につきまとってそれに支配されてしまい、感情のコントロールができなくなってしまう。

そんな恋愛依存にならないように、自分には依存体質があるかも、影響されやすいのだと理解して、感じたことや考えたことを客観視するクセをつけておくといいですね。

HSPの恋愛あるある(HSPは恋愛で勘違いさせやすい)

HSPさんは感情の反応が強く早い、共感能力が高いため、優しいと受け取ってもらえることが多く、本人は疲れを感じる対人関係ですが、相手は好意を寄せてくれているというパターンがよくあります。

言葉や態度など、相手が何を望んでいるのかが僅かな声のトーンやしぐさなどから敏感に察知することができるので、相手が喜ぶようにふるまえるのです。

そこまで観察しているつもりはないのに、「あなたは本当に私のことを理解してくれている。」と言われた経験はありませんか?

それは、HSPさんが相手の望む言動を無意識でしているからなのです。

自分の望んでいた通りの言葉を言ってくれたり、小さな変化に気付いてくれたりしたら誰でも嬉しいものです。

ですが、特定の相手からその頻度が多いとどう感じるでしょう?自分を見てくれてる、一番の理解者と勘違いさせてしまいます。

そんなつもりはなかったのに、なぜかモテてしまう。モテ男、モテ女の要素をHSPさんは強く持っているとも言えます。

HSPの恋愛あるある5選

①「危険な香りのする異性に惹かれる」

借金をしてしまう人、ギャンブル依存のある人、女癖の悪い人、モラハラ気質、DVのある人、いわゆる”ダメ男(女)”に惹かれてしまいます。

非HSPさんに比べて刺激的な恋愛を求める傾向があるため、そのような異性に魅力を感じてしまうのです。

相手を怒らせないようにと言いなりになっていることもあるでしょう。

更には、自信のなさから必要とされていると勘違いして喜んでしまい、都合の良い人になってしまうパターンもあります。

②「終わったはずの過去の恋愛を引きずる」

恋愛中は常に感情が昂っているため、HSPさんは特にその感覚が忘れられず、終わったはずの恋愛にどっぷりと浸かって引きずってしまうのが理由の一つです。

また、依存傾向もあるため、フラれた時のショックが非常に多いというのもあります。

③「尽くし過ぎてしまう」

人のために何かしたいという気持ちが強く、奉仕精神、自己犠牲精神が旺盛で、相手のためにと自分の気持ちを無視してでも尽くし過ぎてしまいます。

④「依存しやすい異性を引き寄せる」

自分の内面に自信が持てず、自己肯定感が低いため、依存しやすい異性を引き寄せてしまいます。気持ちの読み取りや共感をしてくれるため、依存体質を持っている人が居心地がよくなってしまうのです。ともすれば、お互いをダメにしてしまう”共依存”の状態にもなりやすいので、注意が必要です。

⑤「激しい恋に落ちやすい」

恋は雷が落ちるようなもの…とはよく言いますが、HSPさんは雷が落ちやすい状態に常にあるため、すぐに好きになりますし、好きになった日が浅くても告白することもあります。

「恋多き男(女)」とも言えるのかもしれません。

HSPの男性の恋愛傾向は?

HSPさんには相手の気持ちを考えて細やかに配慮できるという良い側面もありますが、相手のことを考えすぎてしまうが故に自分の意見や気持ちを言うことができない、相手の言動に敏感すぎてよく傷ついてしまう、感受性が豊か過ぎて感情が昂ると自然と涙が出てしまうということもよくあります。

その負の側面を、HSP男性は”男らしくない”、”女々しい”と見られてしまうと感じている人も多く、敏感さを隠し、言葉にせず付き合うことで疲れを感じてしまう人もいるようです。

しかし、付き合う期間が長くなったり、より深く相手が踏み込んできた場合にもそのことを続けていたりすると、頼りなく感じさせてしまう、判断が遅い、心を閉ざされていると感じさせてしまうこともあります。

自分の特性、気質であるのだと理解し、自分が疲れを感じて恋愛を楽しめなくなる前に、言葉にして説明し、少しずつ周りと共有していくと周りの人も理解できるようになってくるでしょう。

恋愛面でHSPと相性の良い人は?

HSPさんは恋愛に疲れを感じやすいため、苦手に感じたり、依存になってしまったりする傾向を記載してきました。
そんなHSPさんと恋愛面で相性が良い人をあげていきます。

相手の感情の波が小さい人。

相手の感情を敏感に察知したり、相手の感情を自分のものとして受け取ったりしてしまうため、恋愛する相手は感情の波が小さい人が良いです。

誰しも喜怒哀楽はあるものですが、怒りや悲しみに対して爆発してしまう相手は感性豊かなHSPさんにとっては不向きと言えます。

ある程度感情も制御ができる相手だと、話を聞いていても安心感がり、気疲れしないため相性が良いと言えます。

人と自分との価値観の違いも受け入れられる人。

考えの柔らかい人が良いですね。

あまり物事を否定的なタイプより、考えが柔らかく柔軟に対応してくれる人の方が肯定も多く、自分も否定されないため居心地の良い相手と言えます。

自分が頼れる人、頼ることに負担を感じない人。

自分に負荷をかけて頑張りすぎてしまうのがHSPさんなので、恋人には頼れるかどうかが大切なポイントになってきます。

頼れるぐらいに信頼のできる相手であったり、頼ったことによって相手が共倒れしないような相手が良いです。

人の痛みがわかる人であること。

例えば電車の中でお年寄りに席を譲ることができる人。

肩がぶつかった時に「ごめんなさい。」が言える人。

そういう人にはHSPさん自身のことも理解してもらいやすいですし、人に優しくできる人を見ているだけでも気分がよくなるはずです。

自分の趣味を持っている人。

自分の趣味に時間を費やすことができる人です。

こういう人が恋人なら、HSPさん自身も自分の時間をもてますし、「今日はお互いの趣味の時間にしよう。」と、無理なく距離を保つこともできますよね。

まとめ

HSPだからと言って、恋愛できないわけでもありませんし、相性が難しいわけでもありません。
HSPさんと相性の良い人はたくさんいます。

また、HSPさんの良い面もたくさんありますので、そういう良い面に着目し、大切にしてくれる人と恋愛を楽しめると良いですね。

顏や見た目よりも、相手と一緒にいる時の自分が如何に自分らしくいられるか、心穏やかにいられるかの感覚を大切にしてください。

HSPさんの第一印象はかなり正確であると言われていますので、第一印象で感じ取ったことも大事にすると良いですよ。

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